顔のむくみでお悩みの方へ
顔のむくみは女性に多いお悩みのひとつです。
朝から顔がむくんでいて、憂鬱な気分で一日がスタートした経験がある方も多いのではないでしょうか。
むくみは病気が原因となるケースもありますが、一時的なむくみは塩分やアルコールの摂りすぎ、ホルモンバランスなどが影響している可能性があります。
顔のむくみは第一印象に大きく関わるため、適切なケアを行いましょう。
また、よく顔がむくむという方は、生活習慣を見直したほうがいいかもしれません。
こちらでは、むくみの原因や症状、当院での施術内容、対処法・予防法についてご紹介します。
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目次
こんなお悩みはありませんか?
- まぶたが重く腫れぼったい
- フェイスラインがスッキリしない
- 二重アゴを解消したい
- 毎朝顔がむくんでしまう
- 顔のむくみをスッキリさせたい
- むくみで顔が大きくみえてしまう
顔のむくみとは?
顔のむくみのおもな症状と原因
顔のむくみになってしまうおもなケース
むくみは女性に多いお悩みのひとつです。
まずは、むくみのメカニズムについて確認しましょう。
●むくみとは
むくみとは、皮ふや皮ふの下に余分な水分が溜まっている状態です。
医学用語では、浮腫(ふしゅ)と呼ばれています。
全身にみられる全身性・両側性のものや、一部だけに生じる局在性・片側性のものがあります。
また、むくみの性質によって分類することもでき、むくみがある部分を押して凹みが残るタイプと、そうでないタイプがあります。
●むくみのメカニズム
むくみは、細胞の間に存在する細胞間液が関係しています。
細胞間液は、動脈から染み出て細胞に酸素や栄養素を届けたあと、老廃物を回収してリンパ管へと吸収される液体です。
しかし、なんらかの原因で静脈やリンパの流れが悪くなると、水分の回収が行えず、細胞間液が過剰に溜まってむくみが生じてしまいます。
顔のむくみのおもな症状と原因について
朝から顔がむくんでいると、気分がどんより沈んでしまいます。
なぜむくみが起きるのかを知り、対策を立てましょう。
●顔のむくみの症状
顔がむくむと、次のような症状が気になることがあります。
・顔が大きくみえる
・まぶたが腫れぼったい
・口が動かしにくい
とくに、朝は症状が強く現れやすい時間帯です。
立っているときに高い位置にある顔は、余分な水分が溜まりにくい状態です。
しかし、寝ている間は均一に水分が行き渡るため、顔にも余分な水分が溜まりやすくなります。
●顔のむくみのおもな原因
顔のむくみの原因として、次のような原因が考えられます。
・塩分の取りすぎ
身体には塩分濃度を一定に保とうとするはたらきがあります。
そのため、塩分を取りすぎると、塩分濃度を薄めるために多量の水が必要となり、むくみやすくなるのです。
・アルコールの摂りすぎ
アルコールには血管を拡張する作用があり、飲み過ぎると血管から漏れ出す水分の量を増やします。
しかし、静脈やリンパで処理できる水分量には限度があります。
そのため、静脈やリンパの回収スピードよりも漏れ出す水分量が多くなると、細胞間に余分な水分が残り、むくみが生じやすくなります。
・ホルモンバランスの変化
女性の場合、生理や妊娠・出産、閉経などによるホルモンバランスの変化が、むくみのきっかけになることがあります。
類似症状のある隠れた病気について
なかには、病気が原因でむくみが生じることもあります。
●心不全
心臓のはたらきが低下すると、腎臓に流れる血液が減少して尿を作り出せなくなります。
すると、余分な水分が体内に残るため、身体がむくみやすくなります。
●腎臓の病気
腎臓は血液中の老廃物をろ過し、尿をつくる器官です。
腎炎やネフローゼ症候群などによって腎臓が正常にはたらくなくなると、血液中の老廃物をろ過することができず、むくみやすくなります。
●橋本病
橋本病は、甲状腺の機能が低下する病気です。
甲状腺の機能が低下すると、新陳代謝が落ちるため、余分な水分が体内に溜まるようになり、むくみの原因となります。
顔のむくみのおもな施術法と
代表的な施術期間・過程
顔のむくみのおもな施術法
顔のむくみにお悩みの方には、次のような施術がおすすめです。
●美容鍼
美容鍼は、美容に関係するツボにアプローチする施術です。
全身に存在する360以上のツボのうち、60以上は顔にあります。
美容鍼では、むくみに効果的なツボを選び、頬やフェイスライン、生え際などにあるツボに対して鍼を打ちます。
鍼の刺激は肌の奥まで届くため、直接的に組織や細胞、血管などを刺激できることが美容鍼のメリットです。
●頭蓋骨矯正
頭蓋骨は、パズルのように複数の骨が組み合わさって成り立っている骨格です。
そのため、骨同士の繋ぎ目がゆがんだりズレたりすると、圧力の調整に問題が生じたり、脳脊髄液の循環が悪くなったりしてむくみが生じる場合があります。
頭蓋骨矯正では、ソフトなタッチで頭蓋骨の繋ぎ目をもみほぐし、ズレやゆがみにアプローチします。
●小顔矯正・リフトアップ
小顔矯正・リフトアップは、顔のリンパに沿ってもみほぐしを行う施術です。
リンパは老廃物を流す役割があり、リンパが滞っているとむくみが目立ちやすくなります。
リンパの流れを生み出すのは、呼吸や筋肉の運動、外部からの圧力などです。
そのため、当院では手技のもみほぐしによって顔の筋肉を動かし、リンパの流れを刺激します。
顔のむくみの代表的な施術期間・過程
当院では、画一的な対応ではなく、一人ひとりに寄り添う施術を心がけています。
●施術期間について
1回でもお顔の変化を実感できる方もいます。
しかし、変化が現れるタイミングは人ぞれぞれです。
何回か施術を受けて満足していただけても、生活習慣や体質の影響で元通りに戻ってしまうケースも少なくありません。
根本的な改善を目指すためには、施術を受けるだけでなく、生活習慣を改善する必要があります。
当院では施術期間や回数はとくに設けておらず、1回から施術が可能です。
月1回のメンテナンスとして定期的に通っていただくことを推奨しています。
●施術過程について
初回の施術では、カウンセリングや簡単な検査を行い、むくみの原因やその状態を確認します。
そのうえで、適した施術をご提案し、納得していただいたうえで施術を行います。
不安な点やご要望などがあれば、お気軽にご相談ください。
2回目以降は体調や経過などにあわせて柔軟に対応します。
顔がむくんでしまった際の
注意点と対処法
顔のむくみが気になるときは、次のようなケアを心がけましょう。
●首をストレッチする
首をストレッチすると、筋肉がほぐれて余分な水分が流れやすくなります。
首を左右に傾けたり、ゆっくり回したりするストレッチを行いましょう。
●蒸しタオルで温める
温めると血行が良くなり、余分な水分が回収されやすくなります。
水に濡らして軽く絞ったフェイスタオルをレンジで温め、やけどしない熱さになったら顔に乗せて数分置きましょう。
●冷水と温水で顔を洗う
冷たい刺激と温かい刺激を交互に与えると、血管の拡張と収縮が繰り返されるため、そのポンプ作用によって余分な水分が流れやすくなります。
顔のむくみを感じるときは、冷水と温水で数回顔を洗いましょう。
顔のむくみにならないための
予防法と身体のケア方法
むくみ対策は、日ごろのちょっとした心がけで行えます。
●塩分を控える
普段の食事では調味料や調理方法を工夫して、塩分の摂取量を減らしましょう。
酢やレモン汁などの酸味や、しょうが・しそなどの薬味を上手に活用すると、塩分を控えても満足感のある味付けに仕上がります。
外食する際やお弁当を買う際は、メニューの栄養成分で塩分量を確認しましょう。
●アルコールは適量を心がける
アルコールの飲み過ぎはむくみの原因となります。
お酒はほどほどを心がけましょう。
また、深夜遅くまで飲みつづけていると、翌朝にむくみやすくなります。
夜遅い時間の飲酒は控えましょう。
●水分をしっかり摂る
水分不足だと、体内の塩分濃度が高まり、かえってむくみやすくなる可能性があります。
カフェインが入っていない水やお茶などでこまめに水分を補給しましょう。
●湯船に浸かる
身体を温めると血行が良くなり、むくみが起こりにくくなります。
時間がある日は、15分ほど湯船に浸かり、全身を温めましょう。
顔のむくみに関する
おもなQ&A
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顔のむくみの原因はなんですか?
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塩分やアルコールの摂りすぎ、ホルモンバランスなどの影響が考えられます。
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顔のむくみを取るための方法はありますか?
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ストレッチや蒸しタオルで温めるなどの方法があります。
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危険なむくみはどのような症状をともないますか?
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全身がむくんだり、体重が急激に増加したりするなどの症状をともないます。
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むくみを対策する方法はありますか?
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塩分やアルコールを控える、水分補給をしっかり行う、湯船に浸かるなどの方法があります。
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冬にむくみやすいのはなぜですか?
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冬は寒くなって血行不良になりやすく、また活動量も低下するため、むくみやすいと考えられています。
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顔のむくみに効くツボはありますか?
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頬の顴髎(かんりょう)や足裏の湧泉(ゆうせん)などです。
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むくみをもたらす病気にはどのようなものがありますか?
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心臓や腎臓、甲状腺の病気などがあります。
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朝むくみやすいのはなぜですか?
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夜は横になっているため、顔にも水分が行き渡りやすいためです。
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生理中に顔がむくみやすいのはなぜですか?
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エストロゲンという女性ホルモンの分泌量が減って自律神経が乱れやすくなるためです。
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むくみを予防するためにはどのような食事を心がければよいですか?
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塩分は控えめを心がけ、水分の排出を促すカリウムも摂りましょう。
著者 Writer
- 岡村 弘樹 / オカムラ ヒロキ
- ▼取得資格
・柔道整復師
・はり師
・きゅう師
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